ゲキ×シネ「蜉蝣峠」 2010-02-13
公開:2010-02-13
old
解説
人気劇団の劇団☆新感線がクドカンこと宮藤官九郎を脚本に迎え、2009年春に上演した時代活劇を映像化した「ゲキ×シネ」シリーズ作品。世間の法と秩序から外れたアウトローたちの生きざまを描く。劇団☆新感線の人気役者・古田新太をはじめ、堤真一、高岡早紀、勝地涼、木村了ら実力派キャストが豪華競演。豪快なステージ演出と重厚な物語が人気の定番シリーズ「いのうえ歌舞伎」と、クドカン独特の笑いのセンスと毒が融合した舞台を、最新のデジタル映像で楽しめる。
あらすじ
最新のデジタルシネマ技術を使用し、舞台の迫力を映像作品として映画館で上映するゲキ×シネシリーズとして、2009年春に上演された劇団☆新感線の公演を映像化した。阿呆のように振舞いながら剣の腕は立つ闇太郎(古田新太)は、その名前以外の記憶を一切失っている。闇太郎は、能天気な元旅役者・銀之助(勝地涼)に誘われて、蜉蝣峠を下っていく。するとそこには、極道たちが勢力争いに明け暮れる、荒れ果てた宿場町があった。その町には、クールに人を斬る孤高の男・天晴(堤真一)、闇太郎の過去を知る女・お泪(高岡早紀)、江戸帰りの極道一家の跡取り・サルキジ(木村了)、そして、25年前に起きた忌まわしい事件を知る飯屋のがめ吉(梶原善)らがいた。そして闇太郎は自分の過去と向き合い、血で血を洗う戦いに身を投じる。