〔イエスタデイワンスモア〕浦島太郎の子孫と名乗る男(岸部一徳)が、例の玉手箱を持って町にやってきた。それを知った10歳の少年・将太は玉手箱の力で25歳の青年(佐藤隆太)にしてもらう。父の死後、ひとりでめし屋を切り盛りする母・おみき(高岡早紀)をなんとかして助けたかったのだ。将太の考えは、子供の自分が誘拐されたことにして身代金を要求、その後、別人になりすまして身代金のために働き、めし屋を再建するというもの。しかし、そうとは知らないおみきは、青年の将太に心が揺れ始める……。