男はある日、女に再会し、その女に連れられて、女の祖母の家の片付けに向かう。\r\n男は初めて訪れたその家の中に残る空気やにおいの中で、ある感覚にひき寄せられていく。\r\n昼と夜がつながってループする。迫ってくる影、よみがえってくる記憶。\r\n男はいつしかその夢とも現実ともつかない世界の中を彷徨いはじめ、自分が今居るはずの場所を見失っていく……。