スーパーローカルヒーロー 2015-03-21

公開:2015-03-21/製作:2014年    old
日本
 

解説

広島・尾道にある一風変わったCDショップ『れいこう堂』の店長で、ローカルヒーローとして多くの人から愛される信恵勝彦の姿を追ったドキュメンタリー。あらゆるいのちと自然、音楽を愛し、あるときはライブやイベントの準備に、またあるときは人助けにと、自分を犠牲にして人のために奔走する彼の日常を捉える。EGO-WRAPPIN’、二階堂和美、モアリズムら彼と親交のあるミュージシャンや地元の人々の声を取り上げるほか、UAや「ミツバチの羽音と地球の回転」の鎌仲ひとみ監督らが取材協力している。NPO法人まちづくりプロジェクトiD尾道副代表理事を務める田中トシノリ監督をはじめ、尾道市民もしくは移住組のスタッフたちで制作。2014年5月31日より、広島県・シネマ尾道にて先行公開された。

あらすじ

小さなローカルヒーローが集まれば、世界はもっとよくなる! ミュージシャンたちの貴重なインタビュー映像を交え、尾道の奇跡のおじさん“ノブエさん”の魅力と生き様に迫るドキュメンタリー!あるライブ映像から、この映画は始まる。ステージ上のミュージシャンが感謝の言葉とともに呼びかける、その名は“ノブエさん”。ノブエさんは“おじさん”である。西日本の小さな街・広島県尾道市で、風変わりなCDショップ「れいこう堂」を営んでいる。身銭を切りながら多くのインディーズミュージシャンをライブに呼び続けた、情熱の人。「動かなければ何も伝わらない」「1人でもやる」―感じたら、とにかく行動するのだ。店はほったらかしで西へ東へ。子どもたちのため、音楽のため、目の前の大切なコトのために。そして、ノブエさんとれいこう堂に訪れた危機は、ミュージシャンたちを突き動かす。走り回るノブエさんを気遣い、感化され、それぞれがまた彼の支えになる。その小さな力の集まりが、いくつもの無謀なチャレンジを成功させてきた。音楽と人が、人と人が、型破りでどこまでも温かいノブエさんの“ライブ”でつながり、弧を描き出すのだ。「このおじさんを知ってほしい」。撮り手である田中トシノリ監督の素直な思いと視線は、ノブエさんを追いながら日本の今をも気負うことなく浮き彫りにする。誰もが誰かのヒーローになれたなら…。1人のおじさんの記録が今、僕らの明日を予感させる物語になる。

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