レインツリーの国 2015-11-21

公開:2015-11-21/製作:2015年    old
日本
 

解説

「図書館戦争」シリーズなどの人気作家・有川浩によるヒット小説を実写化したラブストーリー。あるブログの管理人をする女性とメールをやりとりするようになった男性が、会うことをかたくなに拒む彼女の思わぬ秘密を知る。監督は『阪急電車 片道15分の奇跡』『県庁おもてなし課』と有川の小説映画化作を手掛けている三宅喜重。主演はテレビドラマ「信長のシェフ」シリーズなどの玉森裕太が務め、テレビドラマ「山田くんと7人の魔女」などの西内まりやがヒロインを演じる。恋のもどかしさと素晴らしさを深く見つめた物語にときめく。

あらすじ

東京で食品会社の営業として働く向坂伸行(玉森裕太)は、大阪の実家で部屋を片付けていた時、高校時代に愛読していた小説『フェアリーゲーム』の下巻がないことに気付く。その結末を思い出そうと、ネット検索して辿り着いたのは“レインツリーの国”という名のブログ。その管理人は、都内在住のひとみ(西内まりや)という女性だった。『フェアリーゲーム』に対するひとみの感想に親近感を覚えた伸行は、思い切ってメールを送信。これをきっかけにメールを通じた2人の交流が始まり、やがて伸行はひとみに“会いたい”と告げる。だが、ひとみは頑なにこれを拒否。実は彼女には、伸行に言えない秘密があった。高校生の時に感音性難聴を患って以来、自分の殻に閉じこもってきたのだ。それでも、伸行の熱心な誘いに負けたひとみは、遂に会うことを決意。互いに緊張しながらの初デートは、伸行にちぐはぐな印象を与えつつも順調に進む。ところが、エレベーターに乗った際、重量オーバーのブザーに気付かないひとみに苛立ち、伸行は思わず怒りをぶつけてしまう。“ごめんなさい”と頭を下げて走り去るひとみ。この時、初めて伸行は彼女の難聴を知るのだった。その夜、ひとみに謝罪のメールを送った伸行は“リベンジデート”を提案。再デートは、初めこそいい雰囲気だったものの、あることがきっかけで大ゲンカに。伸行も深く傷つくが、ひとみに対する想いは変わらなかった。一方、ひとみはある日、伸行に会いたくなって職場の前まで足を運ぶが、同僚のミサコ(森カンナ)と一緒にいる姿を目撃して、そのまま帰宅。再び心を閉ざし、ブログを休止してしまう。そんなひとみに、伸行はあるメッセージを送る。果たして、伸行の想いはひとみの固い殻を破ることができるのか?傷つき迷う2人が本当の意味で障害を乗り越えた時、現実の世界に“レインツリーの国=ときめきの国”を見つけられるのだろうか……?

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