胸騒ぎの恋人 2014-02-01

公開:2014-02-01/製作:2010年    old
カナダ
 

解説

「マイ・マザー」が数々の映画祭を席巻しセンセーショナルなデビューを果たしたグザヴィエ・ドラン監督の長編監督2作目。同じ男性を好きになった男女の、探り合いや駆け引き、感情の揺れなど複雑な三角関係を描いたラブストーリー。ドラン監督は脚本、出演、プロデューサー、編集、コスチューム、アートディレクションも手がけており、本作には監督独自の美意識が込められている。ゲイの青年をドラン監督が、青年の親友で彼と同じ人を好きになる女性を「わたしはロランス」のモニア・ショクリが、二人から思いを寄せられる青年を「マイ・マザー」のニール・シュナイダーが演じている。第63回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品。

あらすじ

親友のマリーと同じ彼、ニコラを好きになってしまったフランシスの視点で描かれる本作でドランは、恋に落ちる過程の検証を試み、片思いの苦悩に肉薄する。2人は内心ニコラにぞっこんなのに悪口を言って相手の腹を探ってみたり、ニコラの思わせぶりな仕草に期待を持ったり…。押し寄せるのは、もどかしさ、ほろ苦さ、ジェラシー、探り合い、駆け引き——。出会いに始まり、涙で終わる、切ない恋心。ティーンなら誰もが味わうポエティックなカオスを、ポップなカラーアート、ヴィンテージの服、クラシックな音楽で再現。ドランならではの異形な恋のスタイルがスクリーンに溢れ出す傑作ラブストーリー。

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