パリ、憎しみという名の罠
公開: 2017年/製作:2017年
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解説
『あるいは裏切りという名の犬』のオリヴィエ・マルシャル監督・脚本による実録クライムサスペンス。多額の負債を抱え、倒産の準備を進める会社経営者のアントワヌ。だが、温室効果ガスの排出枠に関する取引の中で金を稼ぐ闇ビジネスを思い付き…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:オリヴィエ・マルシャル 原案:アリ・ハイディ 撮影:アントニー・ディアズ 音楽:エルワン・クルモルヴァン 出演:ブノワ・マジメル/ジェラール・ドパルデュー/イディル・チェンダー/ローラ・スメット
あらすじ
会社経営者のアントワヌは、多額の借金を抱え倒産の準備を進めていた。ある時、友人の会計士から会社のCO2排出枠が売れたと連絡が入る。これを機に、排出枠を海外と取引すれば税金が免除される制度を悪用し、脱税で稼ぐ方法を思いついたアントワヌは、仲間とともに数々の取引を成功させ大金を儲けるようになる。しかし、取引の元手として金を借りた人物は裏社会を牛耳るボスで、稼いだ金額の半分をよこせと彼を脅迫。さらに、アントワヌを毛嫌いする権力者の義父の密告により、警察の捜査の手も迫ってくる。絶望的な状況を抜け出そうともがくアントワヌだったが、動き始めた憎悪の連鎖は止まることなく、さらなる悲劇を呼び寄せようとしていた…。

