ずぶぬれて犬ころ 2019-06-01

監督: 本田孝義
公開:2019-06-01/製作:2018年    old
日本
 

解説

1987年に25歳で夭逝した俳人で僧侶の住宅顕信を題材にしたドラマ。俳句に情熱を傾けた彼の軌跡を、現代を生きる中学生の姿と重ねる。メガホンを取るのは『モバイルハウスのつくりかた』などの本田孝義。『傀儡』などの木口健太、『ねこのひげ』などの仁科貴、『菊とギロチン』の原田夏帆、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』などの田中美里らが出演した。

あらすじ

2017年、中学生の小堀明彦(森安奏太)は学校でいじめにあっていた。教頭の諸岡は、掃除用具庫に閉じ込められていた明彦を見つけ、教室に落ちていた張り紙「予定は決定ではなく未定である」を書いたのは、以前、諸岡が関わった生徒だったことを語り始める……。その生徒の名は、住宅春美。後の住宅顕信(木口健太)である。春美は高校に進学せず、調理師学校に進んだ。1980年前後、諸岡は、春美が働いていた食堂で彼女を紹介され、その後、商店街で再会。月日は流れ、春美が得度し顕信という法名になり「無量寿庵」という仏間を作ったことを知る……。明彦は、諸岡から借りた住宅顕信の句集『未完成』を読み始め、その俳句と住宅顕信の生涯にのめり込んでいくのだった……。1984年、22歳の住宅顕信は急性骨髄性白血病を発症。家族の献身的な介護に支えられながら、句作に没頭する。だが、病状が悪化し、句集『未完成』の原稿を握り締めながら1987年に25歳の若さで亡くなった。生涯に残した俳句はわずか281句。明彦は住宅の句と生き方に感銘を受け、少しずつ変わっていく……。

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