アリア 2008-11-29
公開:2008-11-29/製作:2008年
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解説
長野県諏訪を舞台に、淡い初恋を描く。監督は「LOVEHOTELS-ラヴホテルズ-」の村松亮太郎。出演は、「パッチギ! LOVE&PEACE」の井坂俊哉、「ラストゲーム 最後の早慶戦」の原田佳奈。2008年サンパウロ国際映画祭International Perspective Section正式出品作品。
あらすじ
長野県諏訪。この土地で生まれ育ったミチ(原田佳奈)は高校に通いながら、ステンドグラス作家として暮らしている。ミチには、幼なじみのいとこ・俊太郎(井坂俊哉)がいた。俊太郎は現在、東京で絵本作家となっている。冬のある日、俊太郎が3年4か月ぶりに諏訪に戻ってきた。しかし俊太郎の傍らには、ミチの見知らぬ女性・彩乃(田中伸子)がいた。ミチは、自分の知らない“東京の俊太郎”を知っている彩乃に、複雑な感情を抱く。そのころ、十数年間ミチに片思いしていたクラスメイトの啓吉(大塚朝之)が、ミチに交際を申し込む。ミチは勢いで承諾してしまう。それでもミチは、俊太郎に対する憧れとも恋愛ともつかない想いを胸に秘めたまま、再び俊太郎と共にすごせる日々に幸せを感じていた。一方、俊太郎にはミチに話すことのできない秘密があった。俊太郎は上京して、絵本作家として一躍注目されたものの、スランプに陥って絵が描けなくなり、この町に戻ってきていたのだった。ミチの父親は俊太郎に、ミチに悪い影響を与える前に町を出て行くよう促す。ミチに秘密を隠し、苦悩した俊太郎は、ミチを呼び出す。そして、夜11時にこの場所で落ち合って、一緒に東京に行こうとミチに告げる。