週刊バビロン 2000-01-22

公開:2000-01-22/製作:1999年    old
日本
 

解説

 芸能ゴシップネタを扱う女性誌の編集部を舞台に、スクープをモノにしようと体当たりの突撃取材を試みる記者の姿や権力に立ち向かうさまを描いた痛快社会派ドラマ。監督はこれが監督7作目となる俳優の山城新伍。女性誌“週刊バビロン”の契約記者・水島。私生活では娘が援助交際で補導され、会社では、赤字続きの“週刊バビロン”が廃刊の危機。崖っぷちに立たされた水島は編集部の仲間たちとともに特大スクープをモノにすべく必死の取材活動を開始する……。

あらすじ

ゴシップを売り物にした女性週刊誌・週刊バビロンは、このところの赤字続きで廃刊の危機にあった。しかし、ひょんなことから次の決算期まで執行猶予を与えられた編集部は、あの手この手を使ってのスクープ作戦を展開する。契約記者の水島もまた、そんな編集部のひとり。娘が援交で補導されたり、長年の仲間広瀬がセクハラで解雇されたり、と心中穏やかではないが、それでも彼は相原リサという人気女優の隠し子騒動の取材を開始する。ところが、リサは隠し子どころか自分の性別を偽っていたのだ。そんなこととは知らない水島は、リサの肉体と引き換えに記者としてあるまじき行為である記事のもみ消しをしてしまう。一方その頃、広瀬は代議士・剣持雅人と人気キャスター・矢部響子のスキャンダルをスクープしていた。しかし、それを知った剣持が幼なじみの水島にリサの一件をネタに記事のもみ消しを依頼する。困った水島は、広瀬を裏切り写真のネガを破棄する。だが、それが原因で広瀬は不遇の死を遂げる。仲間の死に心を痛めた水島は、弔い合戦とばかり剣持とヤクザの癒着を掴むことに成功し、剣持との取引で響子とのスキャンダルの方を掲載する。こうして、バビロンは廃刊の危機を免れ、水島も芸能人の下ネタ専門の記者として、今日も取材に汗を流すのであった。

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