ゆるせない、逢いたい 2013-11-16

監督: 金井純一
脚本:金井純一
公開:2013-11-16/製作:2013年    old
日本
 

解説

デートレイプによって心と体に深い傷を負い、苦しみながらも複雑な感情を抱える女子高生の葛藤を衝撃的に描く青春ラブストーリー。孤独な少女と過去につらい出来事があった青年に芽生えた恋と事件、デートレイプの加害者と被害者となった二人が現実に向き合う姿を紡ぐ。主演は、ファッションモデルの吉倉あおいと『誰も知らない』などの柳楽優弥。メガホンを取るのは、国内外の映画祭で短編映画が高く評価された金井純一。純粋な愛と痛みを表現する新人の吉倉と、やり場のない気持ちを抱えた青年を演じる柳楽の繊細な演技に引き込まれる。

あらすじ

交通事故で父を失った木下はつ実(吉倉あおい)は、弁護士である母・恵子(朝加真由美)とともに、3人で住む予定だった郊外の一軒家に引っ越してくる。高校では親友のマリ(新木優子)と陸上部に所属するはつ実だったが、過保護で厳しい母や、慣れない新生活に孤独を抱えていた。ある日、古紙回収をする野口隆太郎(柳楽優弥)と知り合い、自然と2人の仲は深まっていく。数回目のデートの別れ際、隆太郎ははつ実に、自分が両親に捨てられたことを打ち明ける。はつ実が帰宅すると、娘を心配する恵子の追求が待っていた。予備校に行っていないことを咎められたはつ実は口論の末、携帯電話を壊してしまう。隆太郎との唯一の連絡手段を失ったはつ実は途方に暮れ、一方、はつ実からの連絡が途絶えた隆太郎は彼女に嫌われたと思い込む。やがて2人が再会した日、はつ実の姿を目にした隆太郎は、昂ぶる感情を押さえられず、はつ実を襲ってしまう。恵子によって事件が明るみになり、2人は加害者と被害者として連絡を遮断される。はつ実は事件の後遺症を引きずり、心と体の葛藤に苦しむ。絶対的な「許せない」と、わずかに残る「逢いたい」という相反する感情が爆発する瞬間、彼女のそばには親友と母がいた。ついに決心したはつ実は、隆太郎と驚きの約束を交わす……。

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