無垢なモノ my simple things
公開： 2006年／製作：2006年
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解説
敵組長の襲来に失敗した逃亡中のヤクザと、自閉症の青年との心の交流をコミカルに描いた舞台劇の映画化。監督は筒井勝彦。
あらすじ
組織抗争の渦中にいたヤクザのアーちゃん（未童）は、敵組長の襲撃に失敗して、追われる身となってしまう。深い傷を負いながら街を彷徨うアーちゃんは、偶然にも最終電車に乗り合わせた自閉症の青年まさし（小野田良）に救われる。意識が虚ろなアーちゃんを背負って、家路に着くまさし。家では、まさしの妹・童子（佐藤佳子）がまさしのバースディ・パーティーの準備をして待っていた。自分とは対照的な、純真無垢な子供のまま成長したようなまさしと接するうちに、次第に、今まで忘れていた何かを感じ始めるアーちゃん。そして翌朝、アーちゃんは、眠る二人に気づかれないように、そっと兄妹の家を出て行く。出会うはずのない二人、その出会いが二人の運命を大きく変えようとしていた……。
