ミューズ・アカデミー 2017-01-07

公開:2017-01-07    old
 

解説

「シルビアのいる街で」などで知られるスペインのホセ・ルイス・ゲリン監督の長編作。バルセロナ大学の哲学科を舞台に、実在するイタリア人教授ラファエロ・ピント教授が、ダンテの「神曲」における女神の役割をきっかけに、現代におけるミューズ(女神)像を探る講義を行なう様を、フィクションとドキュメンタリーの境目をあいまいにしていくゲリン監督独特の手法で描いた。高尚な文学や芸術を語る講義で教授と学生たちの議論は果てなく続き、やがて予期せぬ方向へと向かっていく。2015年・第28回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門でも上映された。

あらすじ

バルセロナ大学哲学科。イタリア人のラファエレ・ピント教授が、ダンテの『神曲』における女神の役割を皮切りに、文学、詩、そして現実社会における『女神論』の講義を展開してゆく。社会人の受講生たちも積極的に加わり、次第に熱を帯びる議論。生の授業撮影かと思わせる導入部に続いて、教授と妻が激しく口論する姿が映し出される。やがて何人かの受講生の個性が浮かび上がると共に、教授の行動の倫理が問題となってくる……。

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