ミューズ・アカデミー 2017-01-07

公開:2017-01-07    old
 

解説

『シルビアのいる街で』などのホセ・ルイス・ゲリン監督が、フィクションとドキュメンタリーを融合させたような独自のスタイルで撮り上げた異色作。実在の大学教授が登場し、文学や芸術をひもとき、時に議論を交わしながら現代のミューズ像をテーマにした授業が繰り広げられる。出演は、大学教授のラファエル・ピントら。撮影も兼任するホセ・ルイス・ゲリンによる映像美と、ユーモラスでエロチックな展開に引き込まれる。

あらすじ

バルセロナ大学哲学科。イタリア人のラファエレ・ピント教授が、ダンテの『神曲』における女神の役割を皮切りに、文学、詩、そして現実社会における『女神論』の講義を展開してゆく。社会人の受講生たちも積極的に加わり、次第に熱を帯びる議論。生の授業撮影かと思わせる導入部に続いて、教授と妻が激しく口論する姿が映し出される。やがて何人かの受講生の個性が浮かび上がると共に、教授の行動の倫理が問題となってくる……。

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