デーヴダース

公開: 2002年/製作:2002年    old
インド
 

解説

現代インド文学の古典を「パドマーワト 女神の誕生」のサンジャイ・リーラー・バンサーリー監督が映画化。大地主の息子デーヴダースと幼馴染のパーローは恋人同士。だが身分の違いを理由に結婚を反対されてしまう。パーローは富豪の元に嫁ぎ、デーヴは高級娼館に通い出す。出演は「命ある限り」のシャー・ルク・カーン、「ロボット」のアイシュワリヤー・ラーイ。特集上映『インディアンムービーウィーク2022 パート1』にて上映。

あらすじ

ベンガルの作家シャラトチャンドラ・チャテルジーが書いた小説『デーヴダース』は、1928年から現在まで、様々な言語で20回も映画化されている。その中でも最高の製作費5億ルピー(当時で約13億円)が費やされた本作は、デーヴにシャー・ルク・カーン、パーローにアイシュワリヤー・ラーイ、チャンドラムキーにはマードゥリー・ディークシトと、最高の顔ぶれが揃えられた。第55回カンヌ国際映画祭でのワールド・プレミア後、インドで公開されるや大ヒット、2002年の興収第1位となったほか、インド国内外で数々の賞も受賞した名作である。デーヴとパーローは隣同士の幼なじみ。デーヴは地主の次男で、パーローの家とは身分が違うが、両家の人々は幼い2人が仲良くすることを許していた。だが、デーヴが長期の留学から戻ると、2人の結婚を望んだパーローの母の申し出は地主から拒絶され、パーローは年の離れた金持ちに嫁ぐことに。デーヴは傷つき、娼館に行っては酒に溺れるようになる。娼婦チャンドラムキーはそんな彼を心配するが、デーヴは破滅へと向かっていく…。そして何年かのち、病に冒されたデーヴは、以前パーローと交わした約束「死ぬ前に必ず君の家を訪ねる」を果たすため、パーローの婚家がある村へと向かったのだった。

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