クリクリのいた夏
公開: 1999年/製作:1999年
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解説
フランスの片田舎を舞台に、クリクリという少女と周囲の奇妙な大人たちを描くヒューマンドラマ。監督は「殺意の夏」「エリザ」のジャン・ベッケル。脚本・台詞は「殺意の夏」の作家セバスチャン・ジャプリゾ。原作はジョルジュ・モンフォレの『沼地の子供たち』。撮影は「橋の上の娘」のジャン=マリー・ドルージュ。音楽は『エマニュエル ザ・ハード』(V)のピエール・バシュレ。出演は「嘘の心」のジャック・ガンブラン、「奇人たちの晩餐会」のジャック・ヴィユレ、「視線のエロス」のイザベル・カレほか。
あらすじ
30年代初頭のフランス、とあるマレ(=沼地)のほとり。クリクリの父リトン(ジャック・ヴィユレ)は、すこしばかりおつむが弱い厄介者。そんな彼をいつも助けるのが流れ者の復員兵ガリス(ジャック・ガンブラン)だった。ふたりは街で鈴蘭のブーケや蛙、かたつむりを売ったりして、日々の糧を得る毎日。末娘のクリクリは特にガリスになついていた。金持ちでエレガントなアメデ(アンドレ・デュソリエ)、洋館のメイドの美しい娘マリー(イザベル・カレ)、とんまなリトンのせいで監獄へぶち込まれたボクシングのチャンピオン、ジョー(エリック・カントナ)らとめぐりあうおかしな日々。ガリスはマリーに想いを寄せていたが、彼女が結婚したと聞き、マレからの旅立ちを考え始める。そんなある日、出所してきたジョーがリトンを見つける。かくして、ガリスは親友の危機からの救出と自分自身の人生の再出発を迫られるのだった……。