春の底

公開: 2003年/製作:2003年    old
日本
 

解説

自主制作映画で活動する若干24歳の松村真吾監督作。父親に捨てられたトラウマを持つ青年が、自分の子供を妊娠した恋人の中絶費用を稼ぎながら、自分と父の関係を考え直す心理ドラマ。「阿佐ヶ谷ベルボーイズ」と合わせて公開された。

あらすじ

幼い頃、父親に失踪されている西本。恋人の妊娠を知るが、自分が父親になる事実を受け入れられないでいた。中絶費用を稼ぐため、アルバイトに明け暮れる毎日。そんな時西本は、家族を捨てた過去を持つ、身体を患った隣人からとある用を頼まれる。それがきっかけになり、西本は自分と父親との関係を改めて見つめ直す。

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