オトシモノ 2006-09-30

監督: 古澤健
脚本:古澤健,田中江里夏
公開:2006-09-30/製作:2006年    old
日本
 

解説

駅で落とし物の定期券を拾った人々が次々と姿を消していく戦慄(せんりつ)のホラー。失踪した小学生の妹を取り戻すため、怪事件に挑む高校生の姉が奔走する。ヒロインに抜擢された『パッチギ!』の沢尻エリカが、映画初主演ながらも堂々とした演技をみせる。クラスメイト役に『タッチ』の若槻千夏、謎の黒衣の女を杉本彩が演じるなど豪華な顔ぶれが集まった。過去から連綿と続く呪いをテーマに、家族のきずなや友情も見せる力作。

あらすじ

木村奈々(沢尻エリカ)は複雑な悩みを抱えていた。父親の不在、卒業後の進路、そして心臓を患う母親・靖子(浅田美代子)の入院。そんな奈々には、仲間たちとつるみ、楽しそうに毎日を送っているクラスメイトの藤田香苗(若槻千夏)がうらやましく思えた。そんな奈々の妹がオトシモノの定期券を駅の事務所に届けたのち、消息を絶ってしまう。真面目で家族思いの奈々は、病床の母親には事件を伏せ、妹を捜し続ける。やがて奈々は鉄道会社に勤務する青年・久我俊一(小栗旬)と知り合うことに。電車の運転手だった俊一はトンネル内で線路に横たわる怪しい人影を目撃。電車を急停止させ、近くで確かめようとするが、次の瞬間、それは忽然と消えてしまう。こんなことが何回か続いたため、俊一は運転業務から外されていた。一方、奈々のクラスメイト香苗もオトシモノにからむ不可解な事件に翻弄されていた。そんな香苗は妹の捜索を続ける奈々に協力を申し出る。奈々と香苗は沿線で行方不明者が続出していること、そして彼らが“青沼八重子”という女性の定期券を拾っていたことを知る。はたして“八重子”とは何者なのか? この後、奈々たちにさらなる恐怖が迫るのだった。

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