パッチ・オブ・フォグ −偽りの友人−

あらすじ

ベストセラー小説『一面の霧（パッチ・オブ・フォグ）』の著者であり、大学教授の男・サンディーは、地位と名誉を得て、何不自由ない生活をしているかに見えたが、実は彼は万引きの常習犯という秘密を持っていた。クリスマス間近のある夜、遂にその行為がスーパーマーケットの監視カメラに捉えられ、サンディーは警備員・ロバートに捕まってしまう。警察に突き出すと脅すロバートだったが、懇願するサンディーの希望通り、事件は内密にされることに。その代わりに、ロバートはサンディーに、友人になってほしいと申し出る。不審に思いながらもサンディーはそれを受け入れるのだが、異常な執着心や独占欲を膨らませたロバートは、サンディーの日々の生活を監視し、彼の職場である大学に突然現れるなど、その行動は次第にエスカレートしていく。サンディーは、ロバートの呪縛から逃れるべく、彼の家に保管されているという万引きの証拠映像を収めたDVDを取り戻すため、彼の家にそっと忍び込むのだが...遂に事件は勃発する！