ターニング・タイド 希望の海 2014-05-31

公開:2014-05-31/製作:2013年    old
 

解説

単独無寄港で世界一周を目指すヨットマンと、レースの途中にヨットに乗り込んできた少年との友情を描くヒューマンドラマ。出演は「最強のふたり」のフランソワ・クリュゼ、「スリープレス・ナイト」のサミ・セギール、「よりよき人生」のギョーム・カネ、「スウィッチ」のカリーヌ・ヴァナッス。「唇を閉ざせ」などの撮影を務めたクリストフ・オーファンスタンの初監督作。

あらすじ

単独無寄港で世界一周を目指す、最も過酷で権威ある4年に一度のヨットレース“ヴァンデ・グローブ”。事故で負傷したフランクの代役として急遽大会に参加することになったヤンは、家族や同僚たちからの期待を一身に背負い、初出場ながら5日目にして1位に躍進し、好調な滑り出しを見せていた。しかし、損傷したダガーボードを修理するためにカナリア諸島沖に停泊、2日のロスを経てレースへと戻って行った。15位に順位を落としたヤンはそこで衝撃的な現実を目の当たりにする。それは、誰もいるはずのない艇内に潜む少年の姿だった。マノと名乗る16歳のモーリタニア人少年は、「フランス国旗がついたヨットを見つけたから・・・」と、言葉少なに話し始めるが、レースは単独航海がルールのため、このままだと失格になってしまう。ヤンは憤りを覚え大海原で感情を爆発させる。大会本部に知られる前に近くの島に降ろそうとするヤンに対し、マノはどうしてもフランスへ行きたいという切実な想いがあり、頑にヨットから降りる意思を示さない。そんな時、レース出場者でライバルのマグのヨットが転覆し救助要請を受けたヤンは、針路を変更して一旦レースから外れることに。安否が心配される中、無事マグを救い出したヤンは “海の英雄”と賞賛される。マグに自分の存在を明かしたマノは、実は難病を抱えフランスに行けば病気を治してくれる医師がいると信じ、この船に乗り込んだと告白した。その後、マグ帰国の迎えがやってくると、再び艇内はふたりきりとなった。レースに復帰したヤンは、45日目には5位に順位を上げる一方で、マノのまっすぐな想いに感化され、変わりゆく自分に気付く。こうして、ヤンはふたりの希望を託した航海へと突き進むのだった・・・。

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