ポビーとディンガン OPAL DREAM

脚本:フィル・トレイル
公開: 2005年/製作:2005年    old
オーストラリア,イギリス
 

解説

オーストラリアの壮大で色鮮やかな場所ライトニングリッジを舞台に、イマジナリーフレンド(=空想上の友だち)を信じる妹と、妹を思い遣る兄の健気で切ない物語。原作は、発売と同時に文化人や書店員の圧倒的な支持と口コミで、日本でも10万部を超えるベストセラーになった同名小説。監督は、「フル・モンティ」で全世界を笑いと感動の渦に巻き込んだピーター・カッタネオ。

あらすじ

世界的なオパールの採掘地として知られるオーストラリアの田舎町ライトニングリッジ。ここには世界中から運を試しに大勢の大人が集まってくる。この町に住む11歳の男の子アシュモル(クリスチャン・ベイヤーズ)の父親も、その一人だ。夢を追うパパ(ヴィンス・コロシモ)と、優しいママ(ジャクリーン・マッケンジー)。一家の生活はすべてうまくいっているけれど、一つだけ困ったことがあった。それは、9歳になる妹ケリーアン(サファイア・ボイス)の変わった友だちのことだ。ケリーアンにはポビーとディンガンという大好きな友達がいるが、アシュモルはそれが妹の作り上げた架空の友達だと知っている。ケリーアンに本物の友だちを作ってもらいたいアシュモルとパパは、ポビーとディンガンをオパールの採掘場に連れて行くことにした。しかしその日は、火薬の調合を間違えて落盤事故が起きてしまった! ケガをしたパパはパブで友人の医師に手当てをしてもらい、ようやく家に帰り着く。待ち構えていたケリーアンは、ポビーとディンガンがいなくなったと言い出した。あまりにケリーアンが騒ぐので、パパとアシュモルは再び採掘場に戻ることに。しかし、そこに運悪く意地悪なシドおじさんがやってきて、パパを盗掘野郎とののしりながら銃を突きつけてきた。パパは警察に連れて行かれ、ポビーとディンガン探しは打ち切りとなった。街の人たちはパパを泥棒と決めつけ、アシュモル一家に嫌がらせを始める。ママは勤めていたスーパーをクビになってしまうし、アシュモルは自転車にねずみの死体を吊り下げられたりした。おまけにケリーアンは病気にかかって、どんどん弱っていく。医師はケリーアンが心の病ではないかと言うが、それはポビーとディンガンがいなくなったからだろうか? アシュモルは、ケリーアンの病気を治すため、ポビーとディンガンを探すことを決める。

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