いぬばか 2009-11-21
公開:2009-11-21/製作:2009年
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解説
桜木雪弥原作の人気コミックを映画化した、じんわりと心が温かくなる人間と動物たちが織り成すコメディードラマ。愛犬とともに上京した少女が成り行きでペットショップで働くことになり、少しずつ成長していく過程を軽快にテンポ良く見せる。本作で映画初主演を果たしたのは、自身も犬好きだというスザンヌ。ペットショップの店長役を『愛の言霊』の徳山秀典が演じている。キュートな犬たちの何気ないしぐさや情感豊かな表情に目を奪われる。
あらすじ
愛犬るぱんを連れて熊本から上京した宮内すぐり(スザンヌ)。だが、ふとした隙にるぱんがすぐりの手を離れて、どこかへ走っていってしまう。すぐりが見つけたとき、るぱんは立派なラプラドール・レトリーバーの上に乗りかかっている状態だった。そのそばで唖然としているのはラプラドール・レトリーバーの飼い主、飯田哲平(徳山秀典)。ペットショップ“わっふる”の店長である哲平は愛犬ノワの繁殖に向かう途中だったのだ。かくして2人は出会う。そして、すぐりは半ば強引に“わっふる”で働くことになる。犬の糞を手でつかむことを嫌がりもしないすぐりは、子犬たちからもすぐに好かれるようになる。彼女が犬たちと特別な心の通わせ方を持っていることを知る哲平。すぐりも、哲平の厳しくも真剣な態度を通じて、命ある動物たちとの向き合い方を知っていく。脳天気な店員、健太郎(岡田亮輔)や訳ありな客たち、そしてかわいい犬たちに囲まれて、すぐりは毎日様々なハプニングを巻き起こしていく。