剣侠江戸紫

公開: 1954年/製作:1954年    old
日本
 

あらすじ

鈴カ森で雲助に取り巻かれている所を幡随院長兵衛に救われた白井権八は、引き続き長兵衛の客分となった。権八は許婚を奪った本庄助太夫を斬って鳥取藩を出奔し、途中追って来た助八を返り討にしたが、今も尚弟の助七に狙われていた。その頃江戸では旗本と町奴が対立し、或る日、向島堤に花見に出掛けた長兵衛一家は水野十郎左衛門の白柄組の四天王の面々にはずかしめられた。見るに見かねた権八は刀を抜くが、これを聞いた水野は助七を助けて権八に仇討ちを挑んだ。権八は助七を斬り、財布まで抜き取った。何時か三浦屋の花魁小紫と慕い寄る仲になっていた権八は、金に窮して夜な夜な辻斬まで働いていたのだ。権八の悪事を知った小紫は、私を連れて逃げてと権八に頼むのだった。権八を渡せと水野から迫られた長兵衛は、旗本との長年の騒動を解決するべく、白装束を下に着込んで、単身水野の屋敷へ乗込んだ。長兵衛の度胸に感服した水野は、今迄のことは水に流して水魚の交りをしたい旨申出るが配下の五郎左は長兵衛に毒酒を盛った。水野は五郎左を斬り、もはやこれまでと槍を構えて湯殿の長兵衛に向った。男一匹、長兵衛は水野の槍に散って行った。その頃権八もむらがる捕手に追いつめられていた。--翌朝、渡し場附近の茶店には昨夜の出来事を知るよしもない小紫が、何時迄たっても来ない権八を待ち受けていた。

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