家族の日 2016-11-19
監督:
大森青児
脚本:冨川元文
公開:2016-11-19/製作:2016年
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解説
絆を失いかけ、都会から岡山県高梁市に移住してきた一家のひと夏を綴る家族ドラマ。信介は子どもたちをのびのびと育てたいと一家で田舎に引っ越すが、厳しい現実に直面。Uターンを決めた矢先、近づかないよう注意されていた黒雲山に次男が入ってしまい……。大河ドラマ『武田信玄』などを手がけてきた、岡山県出身の元NHKチーフディレクター、大森青児がメガホンを取る。第50回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを獲得した「うなぎ」の冨川元文が脚本を担当。出演は「ラスト・ナイツ」など外国映画にも進出する伊原剛志、「みすゞ」の田中美里、「団地」の岸辺一徳ほか。2016年6月18日より岡山メルパでの上映を皮切りに順次公開。
あらすじ
長男・好太郎が小学校でいじめに遭う一方、長女・絵里が中学校でいじめを行っていることを知った君原信介は、子どもたちをのびのびと育てようと、思い切って東京・新宿から岡山県の高梁市へ一家で移住することに。しかし都会との違いや山村過疎地で暮らすことの現実に直面し、戸惑ってしまう。引っ越してからほどなくして、一家はターザンの噂を耳にする。一人で山に住むターザンは、畑の野菜を盗んだり、鶏の生肉を食べたりする悪党らしい。ターザンに気を付けるよう、そして黒雲山に近づかぬよう注意される一家。しかし興味を持った6歳の次男・真琴が密かに黒雲山に入り、ターザンと遭遇。気に入られた真琴は、ケンチャンタという呪文をターザンから教わる。そんなある日、真琴が行方不明になる……。