富江 アンリミテッド 2011-05-14
公開：2011-05-14／製作：2011年
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解説
伊藤潤二の人気ホラーコミックを基に、何度死んでもよみがえる美少女・富江が想像を絶する恐怖をもたらす『富江』シリーズ8作目。ある事故で死んだはずの富江が1年後、妹の前に姿を現したことから始まる恐怖を描く。監督は、『片腕マシンガール』『ロボゲイシャ』などで国内外から注目される鬼才・井口昇。富江には元グラビアアイドルの仲村みう、主人公の月子にモデル・女優として活躍中の荒井萌がふんするほか、AKB48の多田愛佳が共演する。
あらすじ
高校の写真部に所属する月子（荒井萌）は友人の佳恵（多田愛佳）と一緒に帰宅する途中、同じ学校に通う姉の富江（仲村みう）に遭遇。だが、富江の傍らにいたのは、月子の憧れの先輩だった。男を誘惑する姉に激しい嫉妬を感じる反面、その眩いばかりの美しさに陶酔し、カメラのシャッターを押し続ける月子。そんな月子の気持ちを見透かしたように言葉を投げかける富江。動揺した月子の手が止まったその時、建設中のビルから鉄骨が落下。その鉄骨は富江の身体を貫き、月子の目の前で姉は命を落としてしまう。その瞬間の光景は脳裏に焼き付き、月子を苦しめることになる。悪夢にうなされ続ける月子。だが一年余りが経過して、ようやく平穏な日常に戻り始めていた。そして迎えた富江の誕生日。両親と3人でバースデーケーキを囲み、“富江が生きていたら”と、18歳を迎えただろう富江の思い出を語っていたその時。豊かな黒髪と禍々しいほどの美しさを湛え、死んだはずの富江が3人の目の前に現れる。大粒の涙を流して喜ぶ両親。だが、月子は目の前の信じがたい光景を前に、ただ呆然と立ち尽くす……。
