ロビイストの陰謀 2012-09-29 CASINO JACK BAGMAN
監督:
ジョージ・ヒッケンルーパー
脚本:ノーマン・スナイダー
公開:2012-09-29/製作:2010年
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解説
特定団体の代理として政治家等と交渉し、政策や立法に働きかける実在のロビイスト、ジャック・エイブラモフが引き起こした事件を映画化。監督は「ファクトリー・ガール」のジョージ・ヒッケンルーパー。出演は「ユージュアル・サスペクツ」のケヴィン・スペイシー、「父親たちの星条旗」のバリー・ペッパー、「ラスト・ソング」のケリー・プレストン。
あらすじ
大統領選挙の資金調達でブッシュ共和党政権を誕生させたと言われる大物ロビイストのジャック・エイブラモフ(ケヴィン・スペイシー)は、下院・院内総務のトム・ディレイ議員を金で抱き込み、アメリカ議会を思いどおりに操っていた。そんな中、ジャックはビジネスパートナーのマイケル・スキャンロン(バリー・ペッパー)に誘われ、カジノを経営するネイティブ・アメリカンのチペワ族を騙して大金を得る。少数民族の優遇政策に目をつけた二人は、その後も懇意にしている下院管理委員長のボブ・ネイに金を握らせカジノの運営を規制、敵対する部族の要望を同時に受け、両方の部族から法外な報酬を巻き上げる。莫大な財産を得たジャックとマイケルはフロリダのカジノ客船を騙し取り、大学時代の友人アダム・キダン(ジョン・ロヴィッツ)をパートナーに迎え経営を任せる。だが金にだらしないキダンは元の経営者であるギリシャ人と金銭トラブルを起こして襲われ、腹を立てたキダンはマフィアに全てを委ねるのだった。同じ頃、巨万の富を湯水のように使って豪遊するマイケルの浮気に気付いた婚約者のエミリー(ラシェル・ルフェーブル)は、腹いせにジャックとマイケルをFBIに告発する……。