海を駆ける 2018-05-26

監督: 深田晃司
脚本:深田晃司
公開:2018-05-26/製作:2018年    old
日本,フランス,インドネシア
 

解説

第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞した「淵に立つ」の深田晃司監督が、ディーン・フジオカを主演にインドネシア、スマトラ島のバンダ・アチェでオールロケを敢行したオリジナル脚本によるファンタジー作品。インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すその男は、海で発見されたことからインドネシア語で「海」を意味する「ラウ」と名づけられた。NPO法人で災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシ、親戚のサチコは、記憶喪失ではないかと診断されたラウをしばらく預かり、身元捜しを手伝うこととなる。ラウはいつもただ静かにほほ笑んでいるだけだったが、そんなラウの周辺ではさまざまな不可思議な現象が起こりはじめていた。フジオカが謎の男・ラウを演じ、貴子役を鶴田真由、タカシ役を太賀、サチコ役を阿部純子がそれぞれ演じる。

あらすじ

インドネシア、スマトラ島北端に位置するバンダ・アチェの海岸で男(ディーン・フジオカ)がひとり倒れている……。日本からアチェに移住し、NPO法人で地震災害復興支援の仕事をしている貴子(鶴田真由)は、息子・タカシ(太賀)と暮していた。タカシの同級生クリス(アディパティ・ドルケン)、その幼馴染でジャーナリスト志望のイルマ(セカール・サリ)が、貴子の家で取材をしている最中、日本人らしき男が海岸で発見されたとの連絡が入る。まもなく日本からやって来る親戚のサチコ(阿部純子)の出迎えをタカシに任せ、貴子は男の身元確認に向かう。記憶喪失ではないかと診断された男は、しばらく貴子の家で預かることになり、海で発見されたことからインドネシア語で“海”を意味する“ラウ”と名付けられる。だが彼に関する確かな手掛かりはなく、貴子と共にタカシやクリス、イルマ、サチコもラウの身元捜しを手伝うことに。片言の日本語やインドネシア語は話せるようだが、いつもただ静かに微笑んでいるだけのラウ。そんななか、彼の周りで不可思議な現象と奇跡が起こり始めるのだった……。

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