セックス依存症だった私へ

公開: 2008年/製作:2008年    old
カナダ
 

解説

ジャン=ユーグ・アングラードとイザベル・ブレ共演の官能ドラマ。“セックス依存症”に悩む30歳のキキは、20歳も年上の不倫相手・チェッキーとの報われない恋にのめり込んでいた。そんなある日、彼女はパティシエのミカエルと出会い…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:リン・シャルボア 原作:マリー=シシー・ラブレシュ 製作:ロジェ・フラピエ 音楽:ベノワ・ジュトラス 出演:ジャン=ユーグ・アングラード/イザベル・ブレ/ピエール=リュック・ブリアン/アンジェル・クトゥ

あらすじ

なぜ、私は辛い恋愛ばかり繰り返してしまうんだろう―。うつ病の母親に振り回され家庭の温もりを知らずに育ったキキは、やがて心の隙間を埋めるためセックスとアルコールに溺れるようになる。フラフラの頭で現実から逃れ、心の隙間を埋めるように人肌を求める。男でも女でも関係ない。身体を這う指先が優しければ、それでよかった。愛とは足を開くこと、そう信じていたから。30歳を目前に控え、キキは自身と向き合うため自伝的小説を書き始める。しかし、筆は思うように進まない。不倫相手の姿が頭をよぎる。大学教授のチェッキーとは原稿のアドバイスをもらううちに肉体関係を持つようになった。20歳も年上の既婚者。決して、自分のものにならない男。でも、どうしても諦められない―。報われない恋への執着から、感情を抑えられなくなったキキはチェッキーの自宅を訪れ、大胆にも彼を誘惑する。しかし、肉欲のまま自分を突き上げている彼に離婚を迫った途端、チェッキーは真顔になり、キキを部屋から追い出すのだった。待ち合わせをすっぽかされ、落ち込むキキ。そんな彼女の目の前に、パティシエのミカエルが現れる。ミカエルは、安定した信頼関係を求めながら他人と繋がりを持つことを怖れるキキの複雑な心を理解し、彼女を深い愛情で包み込んだ。チェッキーへの腹いせでミカエルを唆したキキは、今まで味わったことのない絶頂感に戸惑ってしまう。本当の愛に気付きはじめたキキ。キキは、家に来てキキの原稿を出版社に取り付けたと言うチェッキーとの別れを感じていた。

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