L・DK 2014-04-12
解説
渡辺あゆの人気コミックを実写化した青春恋愛コメディー。ひょんなことから校内きってのモテ男子と一緒に住むことになった女子高生が、ツンデレな彼に翻弄(ほんろう)されながらも心惹(ひ)かれる姿を描く。主人公カップルを、テレビドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」などの剛力彩芽と『リアル鬼ごっこ』シリーズの山崎賢人が快演。そのほか『ROOKIES』シリーズの中尾明慶をはじめ、岡本玲、石橋杏奈など、バラエティーに富んだ顔ぶれが脇を固める。にぎやかな作風に加え、トレードマークのショートヘアとは打って変わったロングヘアの剛力にも注目。
あらすじ
親の仕事の都合で学校近くのアパートでひとり暮らしをしている西森葵(剛力彩芽)は、恋にはちょっと奥手だが料理が得意な高校3年生。ある日、葵の同級生で親友の渋谷萌(岡本玲)が、学校一のイケメン・久我山柊聖(山崎賢人)に告白をするが「ウザい」の一言でフラれてしまう。親友を傷つけた柊聖の態度に対して怒りを感じる葵だったが、その柊聖が同じアパートに住んでいることが発覚。しかも葵が起こしたボヤ騒ぎがきっかけで突然同居することになってしまう。葵は必死に同居のヒミツを守ろうとするが、そんなことはお構いなしの柊聖。恋愛経験のない葵をからかい、慌てふためく姿を楽しんでさえいた。自分勝手で超マイペースな柊聖を嫌っていた葵だが、ドタバタ生活の中で彼の意外な一面を知り、友情と恋心の間でその気持ちは揺れ動き始める。柊聖もまっすぐぶつかってくる葵に戸惑いながらも心動かされていた。そんな中、密かに葵に想いを寄せていた同じアパートに住む大学生・三条亘(桐山漣)は、態度をはっきりさせようとしない柊聖に苛立ちをぶつける。さらに柊聖の元カノ・水野桜月(石橋杏奈)が現れたことで、二人の心は乱されていくのだった。柊聖と桜月が2年前に交わした約束を知ってしまった葵。近づきつつあったお互いの気持ちが徐々にすれ違い始める中、葵は以前のように振る舞おうとするが、柊聖への想いは募るばかり。そしてある事件をきっかけに、葵はついにその本心を打ち明ける。だが柊聖は何も応えず、逃げるように家から出て行ってしまうのだった……。