樫村タマキは父の墓参りで秩父に帰省し、子供のころを思い出した。 ニホンオオカミを探しに森の奥深くへ入っていったことを。それは子供にとって、大きな冒険だった。日も暮れた森で、とある試練がタマキを待ち受ける。大人になるための大きな試練。これはニホンオオカミを探し出すという夢を見た、子供と大人の物語。