夜逃げ屋本舗 1992-01-18
公開:1992-01-18/製作:1992年
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解説
借金苦の人々を救済すべく活躍する庶民の味方「夜逃げ屋」の姿を描いた社会派コメディ・シリーズ第1弾。正当な手続きにより負債者を夜逃げさせる会社“ミッドナイトラン”の社長・源氏雅彦は、康子、野口、新藤ら社員たちと、返さなくてもいいお金を返すことで首が回らなくなっている客を逃がすことを生業としている。一方、大帝都信販調査室の芙美子にとって源氏たちは商売敵。どうにか彼らの行動を阻止しようと挑むが、源氏たちは様々な手段で任務を遂行していく。そんなある日、金融業を営む浜崎組組長が源氏たちに夜逃げを依頼する。理由は、大帝都信販への19億円にのぼる負債を抱えていることだった…。
あらすじ
借金に苦しむ人々を救済すべく、正当な手段で夜逃げの斡旋をする“ミッドナイトラン”の社長・源氏は、康子、野口、新藤ら社員の面々と様々な調査を行い、用意周到な計画を立てて客を逃がす。一方、大帝都信販調査室の芙美子は、彼らの行動を何とか阻止しようと挑んでくるが、源氏らはその後も様々な手段で任務を遂行していく。ある日、暴力金融を営む浜崎組組長が、彼らに夜逃げの依頼をしてきた。昨今の経済情勢によって大帝都信販から19億円にのぼる負債を抱えていたのだ。さっそく彼らは、浜崎を急病人に仕立てて計画を実行するが、そこへ芙美子が入り込んできたことにより、組員は大騒ぎで後を追ってくる始末。それでも何とか浜崎を逃がす源氏。ところが今度は、これまで彼らが逃がしてきた客の行方を芙美子が突き止めて、財産の差し押さえを決行。もはやこれまでと思いきや、突如大帝都信販のパソコンに入力された返済者の全てが破産宣告。実はこれも源氏があらかじめ計画していた最後の作戦だったのだ。