飛騨高山。突然母(工藤夕貴)を亡くした少女さくらは、祭りの伝統を残そうとする中田金太(三國連太郎)の依頼で、母のデザインの絨毯を受け取りに、貿易商の父(榎木孝明)とイランに行く。父の友人で絨毯仲売人のアクバルらに暖かく迎えられるが、手ちがいで絨毯は祭りの期日に間に合わない。さくらは、アクバルの甥のルーズベと力を合わせて、さまざまな人の協力を得て奮闘する。