本場ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇 1987-03-21

公開:1987-03-21    old
 

解説

 講談社のコミック誌「ヤングマガジン」に連載された、有間しのぶ原作の同名マンガを中田新一監督が映画化。脚本は、中田新一と斎藤博の共同執筆、撮影は奥村正祐がそれぞれ務めた。3人の女子高校生が繰り広げる恋と友情の青春コメディストーリー。
 東京郊外にある藤ケ丘女子高校2年の沢木みちこは彼氏募集中。工業高校のラグビー部員・大谷直人にラブレターを渡すのだが、実は大谷はみちこの幼なじみ・広美と内緒で交際していた。そんなことは知らないみちこは手紙の返事が来ずにがっかり。みちこの友人・良子は男性恐怖症で、3年の夕子先輩に憧れている。みちこは姉の秋子が婚約者を連れて家にやってきたのを見て、ますます彼氏が欲しいと願うのだが…。少女たちの恋の行方は如何に!?

あらすじ

東京郊外の中規模都市。県立藤ケ丘女子高等学校に通う2年生沢木みちこは、生まれて初めて本当に彼が欲しいと思った。彼女は工業高校のラグビー部のスーパースター、大谷直人にラブレターを書いて手渡す。みちこと幼稚園からの同級生で親友の広美の心境は複雑だった。彼女は以前から大谷とつき合っていたが、彼がいるなんてなかなか言いだせなかったのだ。広美と相談した大谷は手紙の返事を出さなかった。憤るみちこ、広美の苦悩をよそに女子高は今日もハチャメチャに賑わっている。みちこの友人の良子は男が苦手で、3年生の知的な先輩、夕子に憧れている。みちこの家は魚屋だが、ある日曜日、東京で暮らす姉、秋子が婚約者の真面目な男性、三ッ橋昇を連れて来た。そんな様子をみて、みちこの彼が欲しいという想いは募るばかり。良子の誕生日と夕子の卒業式が重なった。そのパーティを、良子がひとり暮らしをする豪華マンションで行なうことになった。良子は夕子をみちこは大谷を連れて来ると張りきる。春休みになり、東京の原宿へ出かけたみちこは、偶然大谷とデート中の広美に出会った。その日から、ふたりの仲はギクシャクし、とうとう取っ組合の喧嘩を始めた。そんな時、大谷からみちこに手紙が来た。みちこが出向いて行くと、待っていたのは以前からみちこを想っていた大谷の友人、中野だった。憤ったみちこは中野を海につき落としてしまった。卒業式の日、みちこと良子は担任の教師、山田と夕子が仲睦まじく山田のアパートへ入るのを目撃する。ふたりが結婚すると聞いてショックを受ける良子。パーティの最中、広美は大谷と中野を連れ立って来た。みちこは広美と仲直りし、中野といいムードに。そしてファースト・キスを交わした。

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