カノン 2016-10-01

監督: 雑賀俊朗
脚本:登坂恵里香
公開:2016-10-01/製作:2016年    old
日本
 

解説

北陸を舞台に、母を知らない三姉妹が家族と向き合っていく人間ドラマ。紫、藍、茜の三姉妹は、それぞれ東京、富山、金沢で暮らしていた。祖母が亡くなり金沢に集まった3人は、死んだと聞かされていた母が生きていることを知り、母との過去をめぐる旅に出る。監督は「リトル・マエストラ」の雑賀俊朗。「飛べ!ダコタ」の比嘉愛未はじめ「天国からのエール」のミムラ、「さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-」の佐々木希が三姉妹を演じる。一般公開に先駆け、とやま映画祭2016クロージング作品として上映された(上映日:2016年6月12日)。

あらすじ

富山県黒部市に住む小学校教師の次女・岸本藍(比嘉愛未)、東京で夫と二人の子どもと暮らす専業主婦の長女・宮沢紫(ミムラ)、金沢で老舗料亭の若女将業に勤しむ三女・岸本茜(佐々木希)。祖母の葬儀で久しぶりに会った三姉妹は、遺書を開き、驚きの事実を知る。「許して下さい。あなた達のお母さんは生きています」 葬儀の翌日、金沢から母がいる富山の介護施設へ向かう三姉妹。そこには長年の飲酒が原因のアルコール性認知症を患い、娘たちを思い出せずにいる母の姿があった。母はどんな理由で三姉妹のもとを去り、どんな思いで生きてきたのか? 祖母はなぜ姉妹に嘘をついたのか? 黒部で母がアルコール依存症の治療を受けた病院や、退院後に住み込みで働いていた場所を訪ね、雇用主の澄子(島田陽子)をはじめとする人々から母の思い出話を聞く三姉妹。やがて彼女たちが真実に辿り着いた時、眩しい光の中で「カノン」のピアノ三重奏が再び響き渡る——。

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