私の胸の思い出 天生一對

脚本:フォン・チーチャン
公開: 2006年/製作:2006年    old
香港
 

解説

乳ガンと闘う女性の姿を描いたヒューマンドラマ。香港の女流作家、西西の小説『哀悼乳房』を元に、「ラヴソング」の脚本家、アイヴィ・ホーがオリジナルストーリーに仕立てた。監督は、本作で監督デビューとなったロー・ウィンチョン。出演は、歌手やコメディエンヌとして活躍するミリアム・ヨン、「ブレイキング・ニュース」のリッチー・レン。

あらすじ

広告会社に勤めるキャリアーウーマンのビンゴ(ミリアム・ヨン)は、ある晩、バーで知り合った精神科医のヴィ(リッチー・レン)から乳房に“しこり”があると指摘される。そして、医師から乳ガンと診断されたビンゴは、大きなショックを受けてしまう。仕事に恋愛に、人生を楽しんできたビンゴの生活が大きく変わりはじめる。即手術に踏み切ることのできないビンゴは、漢方薬や太極拳といった民間療法で治療しようと試みるが、一向に病状は良くならない。そんな中、仕事や恋愛のトラブルまで重なってしまい、明るい性格だったビンゴは、次第に思いつめるようになり、自殺を考えるほどまでに心が不安定になってしまう。彼女を励まそうとする友人達への配慮から、元気を装いテキパキと仕事をこなすビンゴ。自信をなくした美声の少年(ジャスティン・ロー)を励ましたり、友人達の恋愛の揉め事を解決したり、会社の危機を救ったりと、相変わらずの大忙し。しかし、いざ自分のこととなると、手術をするべきかどうか決心することができずにいた。そんなある日、ヴィの紹介である夫婦と出会う。彼らは、パートナーの理解によって乳ガンの辛さを克服した夫婦だったのだ。彼らと話すことによって、ビンゴの気持ちは次第に穏やかになっていき、悲観的だった病気に対する考えも、少しずつ変わりはじめるのだった。

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