水の声を聞く 2014-08-30

監督: 山本政志
脚本:山本政志
公開:2014-08-30/製作:2013年    old
日本
 

解説

実践映画塾「シネマ☆インパクト」の主宰山本政志監督と、『さよなら渓谷』などのプロデューサー村岡伸一郎が手を組んだ人間ドラマ。ひょんなことから新興宗教の教祖となるヒロインを中心に、何かを求めてそこに集う人々が織り成すドラマを映し出す。『フレア』などの玄里が主人公を演じ、『恋につきもの』などの趣里らが共演を果たす。混沌とした世界で必死に生きる人々の姿はもとより、自然が持つ生命力も同時に描く物語が心にしみる。

あらすじ

東京、新宿のコリアンタウン。在日韓国人のミンジョン(玄里)は、美奈(趣里)の誘いに乗り、軽くひと稼ぎしてから頃合いを見てやめるつもりで巫女を始めた。しかし、救済を求める信者が増え、宗教団体“真教・神の水”が設立されると、後戻りできない状況になってゆく。借金取りに追われる父親、それを追う狂気の追跡者、教団を操ろうとする広告代理店の男、教団に夢を託す女、救済を求める信者たち。ミンジョンは聖と俗の狭間で苦悩し、偽物だった宗教に心が入ってくる。やがて、大いなる祈りを捧げ始めるミンジョン。不安定な現代に“祈り”を捧げ、“祈り”によって世界を救済する。いったい何が“本物”で、何が“偽物”なのか?大いなる祈りは、世界に届くのか?

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