東京・本郷に下宿先の決まった20歳のK。そこには夫を戦争で亡くしたM夫人と、若く美しい娘のアイ子が暮らしていた。その後Kの中学時代からの親友・SがKの隣部屋に同居することに。そしてある時、Sは自分がアイ子を愛してしまったとKに告白する。