ブリューゲルの動く絵 THE MILL & THE CROSS

脚本:マイケル・フランシス・ギブソン,レフ・マイェフスキ
公開: 2011年/製作:2011年    old
ポーランド,スウェーデン
 

解説

16世紀フランドル絵画の巨匠ブリューゲルの傑作「十字架を担うキリスト」をポーランドの鬼才レフ・マイェフスキ監督が再現。絵の中の人々の日常生活をなぞりながら、やがて名画に秘められた意味もが解き明かされてゆく。出演は「ザ・ライト エクソシストの真実」のルトガー・ハウアー、「わたしを離さないで」のシャーロット・ランプリング。

あらすじ

16世紀のフランドルの夜が明け、農村の一日が始まる。若夫婦は仔牛を売りに出かけ、岩山の風車守りの家族は風車を回し小麦を挽く。だが、のどかな村の様子とはうらはらに、支配者は異端者を無惨に迫害していた。アートコレクターのニクラース・ヨンゲリンク(マイケル・ヨーク)は画家ピーテル・ブリューゲル(ルトガー・ハウアー)に、このあり様を表現できるかと問いかける。それに応えブリューゲルが風車の回転をとめると、すべての光景がぴたりと動きをとめた。するとフランドルの風景の中にキリストや聖母マリア(シャーロット・ランプリング)らが過去から舞い戻り、聖書の「十字架を担うキリスト」の物語が始まるのだった……。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2011/1/40544

◀︎ Back