HOTEL スペシャル’92秋 2001-08-25
公開:2001-08-25
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解説
リュック・ベッソンが「ロミオ・マスト・ダイ」のジェット・リー主演で製作したアクション。麻薬捜査のため中国からパリにやってきた捜査官リュウ。地元パリ警察のリチャード警部とともにフランス―中国間で麻薬密売を行う中国人ギャング、ソングの逮捕に向かうが、闇で麻薬密売の独占を狙うリチャード警部によって、ソング殺害の犯人に仕立て上げられてしまう。逃亡するリュウは途中で娼婦ジェシカと出会うのだが、彼女もまた、リチャードに騙された一人だった……。
あらすじ
ジェット・リーは、ようやく満足を得たに違いない。この映画からはそんな思いが強く伝わってくる。98年に現在の芸名に変えて臨んだハリウッド進出作「リーサル・ウェポン4」では、その不気味な殺し屋役が注目を集めたが、次の初主演作「ロミオ・マスト・ダイ」では青春映画のテイストとワイヤー・アクションやCGがかみ合わず惨敗、「ハリウッドのシステムに飲み込まれた」とファンを落胆させた。そんな彼に声をかけたのがリュック・ベッソン。彼はリーが暖めてきたストーリーを元にこの作品の製作を決定、資金を集め監督に新人のナオンを起用する一方、アクション監督にはリーと香港時代から縁の深いコーリー・ユエンを招き、香港スタイルの撮影によってたった3カ月で完成させた。