文豪・川端康成の初期短編集から、女性を描いた傑作4本を原作にし、オムニバス映画。主演は、「クワイエットルームにようこそ」の高橋真唯。監督は、「醗酵する日」(06)の吉田雄一郎。
東京の魔窟と呼ばれた、浅草の歓楽街。そこでたくましく生きる三姉妹がいた。彼女らは三味線弾きやレビューの踊り子をこなして互いに支えあっている。あるとき不良仲間から長女を救い出そうと次女と三女がしめしあわせる。姉には恋人への義理立てが残されていたからだ。