ヴィンセントが教えてくれたこと 2015-09-04 ST. VINCENT
監督:
セオドア・メルフィ
脚本:セオドア・メルフィ
公開:2015-09-04/製作:2014年
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解説
人生に虚しさを感じ始めた男性が、歳の離れた少年との交流を通じて、生きる力を取り戻してゆく姿を描いたハートウォーミングなドラマ。出演は「ロスト・イン・トランスレーション」のビル・マーレイ、「デンジャラス・バディ」のメリッサ・マッカーシー。全米4館での公開から4週間後には2500館に拡大され、話題を集めた。
あらすじ
アルコールとギャンブルをこよなく愛するチョイ悪オヤジのヴィンセント(ビル・マーレイ)は、街で評判の気難し屋。うっかり近づけば、毒舌の集中砲火を浴びることになる。唯一、心を許しているのは、飼い猫のフィリックスだけ。そんなある日、お隣にシングルマザーのマギー(メリッサ・マッカーシー)と12歳の息子オリバー(ジェイデン・リーベラー)が引っ越してくる。仕事で遅くなるマギーから頼まれ、ヴィンセントは渋々、オリバーのシッターを引き受けることに。オリバーの年齢を気にも留めず、行きつけのバーや競馬場を連れ歩き、バーでの注文の仕方やオッズの計算方法、いじめっ子の鼻のへし折り方など、ロクでもないことばかり教え込んでゆく。いい歳をして物わかりのいい大人になれないヴィンセントと、両親の離婚で早く大人になってしまったオリバー。最初はお互い最悪の相手だと思っていたものの、嫌われ者としての顔の裏に、ヴィンセントの優しさや心の傷を感じ取ったオリバーは、彼の想いを何とか周囲に伝えようとするが……。