うつくしいひと サバ? 2016-03-04
監督:
行定勲
脚本:行定勲,堀泉杏
公開:2016-03-04/製作:2017年
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解説
行定勲が、故郷・熊本を舞台に作り上げた「うつくしいひと」の続編。2016年の震災後の熊本。私立探偵・玉屋末吉の元に、被災地で迷っていた外国人が現れる。亡き妻の遺骨を届けるために父親を探していた彼を助けようと、玉屋はその行方を探すが……。出演は熊本出身で、前作に引き続きとなる高良健吾、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の石橋静河。2017年4月14日熊本復興支援「うつくしいひと サバ?」上映会にて上映。同年7月22日より熊本Denkikanにて公開。
あらすじ
『うつくしいひと』
本屋と喫茶店が一緒になった店でアルバイトをする女子大生・透子は、友人の田上から自分の母親の鈴子が怪しい男につけられていたと聞かされる。慌てて母親のもとに行くと、それらしき男の姿が。その夜、透子と鈴子は、高校生だった鈴子を主演に亡き父が撮影した未完の8ミリ映画を、一緒に観賞する。次の日、透子は私立探偵の玉屋に母親のボディーガードを依頼する。玉屋はその前日に重大な事件が絡んだ依頼を受けていたものの、透子と共に彼女の母親のもとへ足を運ぶ。
『うつくしいひと サバ?』
私立探偵の玉屋末吉と田上は、地震の被災地でさまよう外国人のマチューと出会うが、言葉が通じない。唯一聞き取れたのは「サバ」という一言だけ。それでも、仲間の助けでマチューが亡き妻の遺骨を義父の義晴に届けるためフランスからやってきたということが分かる。マチューはやがて義晴のもとにたどり着くが、義晴の心は震災で深く傷ついていた。