ぼくが命をいただいた3日間 2016-03-05
公開:2016-03-05/製作:2015年
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解説
父親の郷里を訪れた少年が祖父母や近所に住む少女との交流を通し、食べること、生きること、そして命をいただくことの意味を学び、成長していくドラマ。ひと冬の経験を通じて「いただきます」という言葉の意味を理解する主人公にはNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」などの若山耀人、村に住む美少女を『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』などの平祐奈が演じ、鶏や鹿を捕らえるシーンにも挑んだ。そのほか高橋和也、松原智恵子、でんでんらが脇を固める。
あらすじ
都会で暮らす小学6年生の悠介(若山耀人)は、生まれて初めて父・啓太(高橋和也)の故郷の山村を訪れる。啓太の勧めで、祖父母の源蔵(でんでん)とフミ(松原智恵子)が暮らす父の実家で冬休みを過ごすことになったのだ。青い空と山の緑に囲まれた“田舎”の風景に気圧されながら、ようやく辿り着いた悠介を出迎える源蔵とフミ。しかし、そんな悠介を待ち受けていたのは、茶色いものばかりのご飯、辛い畑仕事、近所に住む奇妙な老人・辰雄(坂田利夫)との出会い……。一刻も早く帰りたいという思いを募らせる悠介だったが、彼この地に止まらせていたものはただひとつ、辰雄の孫娘・明日香(平祐奈)の存在だった。だがある日、源蔵が“今夜のごちそうだ”と言って持ってきた“あるもの”をきっかけに、都会の生活では決して体験することのない出来事に遭遇した悠介はショックを受ける。そんな悠介に、“いただきます”の本当の意味を教える明日香。さらに彼女には、誰も知らない驚くべき過去があった……。