案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~ 2015-04-04

公開:2015-04-04/製作:2014年    old
日本
 

解説


のどかな田園風景が広がる日本海の島を舞台に、ソフトテニスに打ち込む2人の少女の姿が、周囲の人々の心を動かしていく青春ドラマ。監督は『遠くの空』などの井上春生、主題歌をさだまさしが手掛ける。主演は、『紙の月』などの平祐奈と雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍する大友花恋。共演には関めぐみ、小市慢太郎、斉木しげる、草村礼子をはじめ、ソフトテニス競技経験者の星田英利と柳葉敏郎が脇を固める。

あらすじ

東京から転校してきた小田切亜季(平祐奈)と、島で育った松丘珠子(大友花恋)は共に中学3年生。所属していたソフトテニス部で心に傷を負った亜季は、母と姉と一緒だった東京での生活から離れ、別居中の父・雅也(小市慢太郎)の元へやってきたのだ。そんな事情を知らない珠子は、亜季にソフトテニスを教えてほしいと持ちかける。珠子の熱意に押され、再びラケットを手にする亜季。しかし、村にテニスコートがなかったため、2人は廃校の荒れた校庭にコートを作ろうとする。その矢先、廃校を売りに出す計画が村役場で持ち上がった。その担当となった役場の青木(星田英利)は東京で挫折して戻ったUターン組。悶々と過ごす中、一生懸命にコートを作ろうとしている亜季と珠子の姿に打たれ、その噂を聞きつけた島の“仙人”こと八重婆(草村礼子)と共に、廃校の売却計画を阻止しようとする。そんなある日、練習会に参加した2人は、他の選手たちとの実力差に愕然。練習会に来ていた亜季の父の友人で、実業団のコーチを務める西園寺馨(柳葉敏郎)が、落ち込む2人にアドバイスを送る。やがて、村の人たちの協力も得て、コートが完成。コーチを買って出た青木との本格的な練習が始まる。周囲の大人たちに支えられ、初めての試合に臨んだ亜季と珠のペアは……。

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