ネコのミヌース 2004-03-27
公開:2004-03-27
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解説
オランダで最も愛される作家といわれる児童文学者シュミットの同名小説を映画化。本国で空前の大ヒットを飛ばし、今も世界のどこかで上映されている大ロングラン作品だ。ある日突然、人間の女性に変身してしまった猫のミヌースが、引っ込み思案の新聞記者ティベのために、情報通であることを駆使して特ダネをゲットするキュートな活躍劇。ミヌース役のカリス・ファン・ハウテンの見事なキャットウーマンぶりは数多くの賞を受賞した。
あらすじ
引っ込み思案で、いまいち取材に勇気が足りない新聞記者ティベ(テオ・マーセン)。今日も編集長に檄を飛ばされ町へ出たティベは、木の上にいる女の子と出会う。あっという間にその子を見失ってしまうティベだが、下宿に帰ると部屋の窓からさっきの女の子が現れる。 ミヌース(カリス・ファン・ハウテン)と名乗る彼女は、お洒落でとても礼儀正しい女の子。けれども、どこかがちょっとおかしい。木に登って降りられなくなったり、キスの代わりに鼻をすり寄せてきたり。ミヌースはお魚屋さんが大好きで、なぜか町中のことを何でもよく知っていた。実は、ミヌースはある日突然人間の女の子に姿を変えてしまった猫だったのだ。ティベの部屋に置いてもらうかわりに、街中の猫から聞いた話を彼に教えるミヌース。その情報のおかげでティベは特ダネ記事を連発! ところがある日、街の有力者のよからぬウワサが聞こえてきて……。