百円の恋 2014-12-20

監督: 武正晴
脚本:足立紳
公開:2014-12-20/製作:2014年    old
日本
 

解説

32歳のパッとしない女性がボクサーとの出会いから、毎日をサバイブしながら恋愛とボクシングに目覚めていく姿を、安藤サクラが演じた人間ドラマ。実家を出て100円ショップで深夜労働を開始、ボクサーとの出会いと恋もうまくいかないところに、衝動的に始めたボクシングで人生をやり直そうとする姿を活写。共演は、テレビドラマ「たべるダケ」などの新井浩文。監督は『イン・ザ・ヒーロー』などの武正晴。さえない日々に葛藤し、ボクシングに傾倒するヒロインを、繊細かつ体を張った熱演で見せる安藤に引き込まれる。

あらすじ

32歳の一子(安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていたが、ある日、離婚した妹の二三子が子連れで戻ってくる。しかたなく同居をする一子だったが折り合いが悪くなり、家を出て一人暮らしを始めることに。夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありついた一子の唯一の楽しみは、帰り道にあるボクシングジムで一人ストイックに練習するボクサー・狩野(新井浩文)を覗き見することであった。百円ショップの店員たちは皆心に問題を抱え、そこは底辺の人間たちの巣窟のような場所だった。そんなある夜、狩野が百円ショップに客としてやってくる。狩野がバナナを忘れていったことをきっかけに二人はお互いの距離を縮めていき、なんとなく一緒に住み始め、体を重ねる一子と狩野。だが、そんなささやかな幸せの日々は長くは続かなかった。どうしてもうまくいかない日々の中、一子は衝動的にボクシングを始める。やがて、一子の中で何かが変わりだし、人生のリターンマッチのゴングが鳴り響こうとしていた……。

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