昭和6年。柔道と空手で鍛えた頑健な身体を持つ男・志村兼次郎が横須賀海兵団に入団した。日課である訓練の厳しさと上官たちの制裁に兼次郎は我慢ならず、古参兵の黒川らを叩きのめしてしまう。兼次郎は海軍横須賀刑務所に送られ、過酷な刑罰を受けるが…。