マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 2013-02-09
公開:2013-02-09/製作:2013年
old
解説
へそ曲がりニートとキュートなマメシバ犬の珍コンビの交流を描いた『マメシバ』シリーズの劇場版3作目となる人間ドラマ。めでたく仕事に就いたものの、サボってばかりの主人公の屈折した心模様を描き出す。ヒロインを演じるのは『赤い糸』の南沢奈央。主人公を前作同様『ボクたちの交換日記』などの映画やドラマに引っ張りだこの佐藤二朗が熱演する。なぜか憎めない中年男性が漏らす本音にどきりとする。
あらすじ
母・鞠子(藤田弓子)が仕掛けた作戦と、従弟の財部(高橋洋)や叔父・重男(志賀廣太郎)の協力によって、脱ニートに成功した38歳の芝二郎(佐藤二朗)。ペットショップに勤務し、相棒のマメシバ、一郎と共に1人と1匹のアパート暮らしを満喫していた。ところが、すぐに駄菓子屋へ行って仕事をサボり、客に対しても相変わらずの減らず口という常軌を逸した変人ぶりが災いし、職場の同僚・真田まちこ(南沢奈央)とは衝突ばかり。そんなある日、店長の影虎(高橋直純)から、次のステップのために“しつけ教室”の担当を言い渡されるが、得意のへ理屈をこねて完全拒否。長年培ったニート魂は、そう簡単に変われるものではなかった……。