ヒーローインタビュー 1994-09-03

公開:1994-09-03/製作:1994年    old
日本
 

解説

 テレビドラマ「101回目のプロポーズ」でコンビを組んだ、脚本の野島伸司と演出(監督)の光野道夫が放つラブストーリー。スポーツ部に左遷された女性新聞記者と、ヤクルトスワローズの落ち目ベテラン選手との恋を描く。主演の真田広之や監督役の武田鉄矢をはじめ、豪華なキャストが話題になった。
 大手新聞社の経済部で働く霞は、ある突然スポーツ部へ左遷させられる。ろくにルールも知らないプロ野球の担当となった彼女は、同僚の星野と取材で神宮球場を訪れ、ヤクルトスワローズの轟選手と出会った。かつて強打者として知られた轟だったが、ある事故がきっかけで今は二軍に籍を置いていた。引退を口にする轟に、霞はいつしか惹かれていくのだった。

あらすじ

一流新聞社に勤めるキャリア・ウーマンの沢木霞は突然掃きだめのスポーツ部へ移動させられ、ルールも知らないプロ野球の担当記者になる。風変わりな同僚・星野と神宮球場に取材に出かけた彼女は、ヤクルトスワローズの選手・轟仁太と出会う。バツイチで12歳になる娘・球子とふたり暮らし、お調子者でギャンブル好きの仁太は、かつて最強の3番バッターだったが、ある事故が原因で鳴かず飛ばずの代走要員となってしまい、さらに2軍落ちしてしまう。もう一度ホームランボールをプレゼントするという球子との約束も果たせないまま、引退を口にする仁太を励ますうち、霞は次第に仁太に惹かれていく。フィアンセの石井のパリ支局栄転が決まり霞は退職と結婚を迫られるが、一方仁太は自分の可能性を信じて猛練習を開始した。遂に霞が石井とパリに旅立つ当日。優勝のかかったスワローズ対宿敵ベイスターズ戦のグランドで、仁太は見事に1軍への復帰を果たす。空港のテレビには苦戦する仁太の姿が映し出される。それを見た霞は彼の元へ引き返すことを決意、ヘリコプターをチャーターして球場へ戻る。金網越しに霞の応援を聞く仁太。彼女の声援にもう一度ホームランを狙う仁太は、ヒットをランニング・ホーマーにしようとして失敗してしまう。だが、監督はそんな彼の成長を認め、来期も一軍で活躍するように告げた。シーズンも終わり、球場を出る仁太に霞はそっと寄り添うのだった。

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