父を亡くし、銀座裏で八百屋を開く伯父・常吉のもとへ、母に連れられやってきた秀男。母は女中として勤め始め、長野から持って来たカブト虫と寂しく遊ぶ秀男。都会の生活に馴染めない秀男の友達は昭太郎と順子だった。間もなくして、母親が男と駆け落ちし…。