現実の生活から目を背け、自らの欲望だけに従って毎日を流されてゆく少女たち。六本木の街に群れ集まり、ホテトル嬢として趣味と実益を兼ねて生活費を稼ぐその日暮らしの少女たち。繰り返される退屈な日常をただ浮遊しながら漂うように生きてゆく。そんな80年代少女たちの実態を六本木を舞台に描き出す一篇